コロナに伴う個人事業主(フリーランス含む)が申請できる貸付・給付金まとめ

コロナ関連



コロナに伴って、さまざまな施策が実施されていますが、「いまいちどれが何だか分からない」という方のために、個人事業主(フリーランスが申請できる貸付・給付金制度をまとめてご紹介します。

コロナ関連金融施策の概要

 

出典:前田かずひこ
オフィシャルURL:http://kazuhiko-maeda.weblike.jp/

 

上記の画像は、4月9日に大阪市議会議員の前田かずひこ氏が作成した

【新型コロナウイルス感染症に伴う助成金・給付金等まとめ】になります。

「自分が利用可能な制度は何があり、どんな内容で、どこに連絡・相談すれば良いのか」といった全容を一目で知ることができて、とても便利なので転載させていただきました。

この中で記載されている個人事業主(フリーランス含む)が申請可能である『新型コロナウイルス感染症特別貸付』および『持続化給付金』について、順にご紹介します。

①新型コロナウイルス感染症特別貸付(日本政策金融公庫)

 

 

【日本政策金融公庫とは?】

一般の金融機関が行う金融を補完する目的で運営されている株式会社

 

【新型コロナウイルス感染症特別貸付の目的(一部抜粋)】

新型コロナウイルス感染症の影響による一時的な業況悪化を来しているみなさまを対象とし、被害に対処するための必要資金の金融を迅速かつ円滑に行うこと

 

資金調達の概要

 

ご利用いただける方 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、次の1または2のいずれかに該当し、かつ中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる方

  1. 最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方
  2. 業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合等は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している方
    (1)過去3ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高
    (2)令和元年12月の売上高
    (3)令和元年10月から12月の平均売上高
資金のお使いみち 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う社会的要因等により必要とする設備資金および運転資金
融資限度額 6,000万円(別枠)
利率(年)

0.46~0.75%

※ただし、3,000万円を限度として融資後3年目まで
※4年目以降は基準利率(1.36~1.65%)
※特別利子補給制度を併用する事で「実質無利子」となります。

ご返済期間 設備資金 20年以内(うち据置期間5年以内)
運転資金 15年以内(うち据置期間5年以内)
担保 無担保

無保証人
※法人の場合は、代表者が保証人となります。

お問い合わせ先 お住まい周辺の日本政策金融公庫 支店
必要書類(個人) 借入申込書記入例
(表面および裏面を両面印刷、または2枚とも出力のうえ、提出)

② 新型コロナウイルスによる売上減少申告書 Word/PDF記入例

③ 最近2期分の確定申告書(一式)のコピー(注)
(青色申告の方は青色申告決算書、白色申告の方は収支内訳書を含む)

【日本政策金融公庫を初めて利用する方のみ】

④ご商売の概要(お客さまの自己申告書)Excel/PDF記入例

⑤運転免許証(両面)またはパスポートのコピー
(顔写真のページ及び現住所等の記載のあるページ)

⑥ 許認可証のコピー
(飲食店などの許可・届出等が必要な事業を営んでいる方)

提出書類のチェックリスト

必要書類(法人) 借入申込書記入例
(表面および裏面を両面印刷、または2枚とも出力のうえ、提出)

②新型コロナウイルスによる売上減少申告書 Word/PDF記入例

③最近2期分の確定申告書・決算書のコピー
(勘定科目明細書を含みます。)

【日本政策金融公庫を初めて利用する方のみ】

④法人の履歴事項全部証明書または登記簿謄本(原本)

⑤ご商売の概要(お客さまの自己申告書)Excel/PDF記入例

⑥ 代表者の運転免許証(両面)またはパスポートのコピー
(顔写真のページ及び現住所等の記載のあるページ)

⑦ 許認可証のコピー
(飲食店などの許可・届出等が必要な事業を営んでいる方)

提出書類のチェックリスト

 

資金調達の流れ

①申込み

必要書類を準備のうえ、最寄りの支店まで郵送
※ インターネット申込も利用可能だが、結局のところ郵送する書類があるので二度手間になります。

②面談

・資金のお使いみちや事業の状況等、また営業状況等が分かる書類を事前に準備する必要があります。
※融資希望額や事業の規模によっては、面談等が無いケースもあるようです。

③融資

融資が決まると、借用証書など契約に必要な書類が送られてきます。
契約手続完了後、ご融資金をご希望の金融機関の口座へ着金します。

 



 

②持続化給付金(経済産業省)

 

 

【持続化給付金の目的(一部抜粋)】

感染症拡大により、特に大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を下支えし、再起の糧としていただくため、事業全般に広く使える給付金を支給します。

 

資金調達の概要

 

支給対象者 ・新型コロナウイルス感染症の影響により、売上が前年同月比で50%以上減少している者。

・資本金10億円以上の大企業を除き、中堅企業、中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者を広く対象となります。

(また、医療法人、農業法人、NPO法人、社会福祉法人など、会社以外の法人についても幅広く対象となります)

資金のお使いみち 事業全般に広く利用可能
給付時期 5月中の支払い開始を予定
給付限度額 前年の総売上(事業収入)-(前年同月比▲50%月の売上×12)

※ただし、個人事業主は最大100万円・中小企業は最大200万円

利率(年)

給付金の為、無し

ご返済期間 給付金の為、無し
担保 給付金の為、無し
お問い合わせ先 中小企業 金融・給付金相談窓口
0570ー783183(平日・休日9:00~17:00)
必要書類(個人) ①本人確認書類

②2019年の確定申告書類の控え

③減収月の事業収入額を示した帳簿等
※③について、様式は問いません。
※今後、変更・追加の可能性があります。

必要書類(法人) ①法人番号

②2019年の確定申告書類の控え

③減収月の事業収入額を示した帳簿等

※③について、様式は問いません。
※今後、変更・追加の可能性があります。

 

資金調達の流れ

 

Web上での申請を基本とし、必要に応じ、感染症対策を講じた上で完全予約制の申請支援(必要情報の入力等)を行う窓口を順次設置予定。
※申請にあたり、GビズIDを取得する必要はありません。

その他、申請に必要な事項の詳細等については、2020年4月最終週を目途に確定・公表予定

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

資金調達でご相談の際は、LINE@よりご連絡ください!

 

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